usojanaiyo
2010-10-29 初UP
2011-01-30 修正版UP
重音テト『ささやき音源』で歌ってもらった小曲。
滑舌調声アップ ディエッサー投入 ミックスEQ再調整 タイミングズレ修正 低音ベース強調の修正版↓
上ハモ/三度上のバックコーラスも挿れてみた。コーラス処理のセオリーがわからない。。。

ミックスで音のクオリティを上げようなんぞと思ったら、ホント奥が深い世界。
うーん、今の自分に出来るクオリティはここまで。カワイイ甘い路線を目指すも、ペルシャ猫みたいなハスキーボイスがチョイ気になる。カワイイのかなぁ。。。?? ハスキーネコボイス。

歌詞はテトのキャラソンっぽいもの。ニコ動界隈の活発な創作シーンを見ての感想。
オリジナル10曲目。


【重音テトささやき音源】 嘘じゃないよ 【MU100修正版】 mp3
【重音テトささやき音源】 嘘じゃないよ 【VSTi修正版】 mp3
1分24秒 192kbps 1.92MB

歌詞


僕の意味を教えて 僕の歌を教えて
僕は嘘じゃないさ 知性の外側にあるナニカ

無碍無体な記号と 無間無闇な信号
終わりのない自己言及(セルフ・パロディ) 自重しないパラドックス

イデアルなところから テンソルな場所へ
虚実のゆらぎ アロー ハイゼンベルク ゲーデル

僕に言葉を教えて 君の声を教えて
密かな想いを託せば 秘密の心を開けば

嘘じゃないよ在るよ 知性の外側にあるナニカ
心は君さ 姿は僕さ



テンポ(bpm)120 キー Gmajor (CメロでFmajor Cmajorに転調)


〜付録〜

嘘じゃないよ【MU100修正版】 カラオケ mp3
嘘じゃないよ【VSTi版】 カラオケ(マスタリング済み) mp3
256kbps 2.56MB

(需要があるのかどうかわからないけど、テストも兼ねてアップ)

ustファイル→テトささやき音源 嘘じゃないよ 修正版ustファイル zip
ハンパないベタ打ちぶりで、晒すの恥ずかしい。最初の「て」と次の「て」の前に隙間を作るのを忘れてた! もういいや。ウェーブデータでみたらちゃんと空白できてるし。耳で聴いてオーケーならいいんじゃない。

テト・ノーマル版ustも作って揚げようかとおもったけど、エンベロープの調声を、特に始めの部分の立ち上がるまでのタイミングを、全部再調整しないとカッコ悪いように思ったので、後で検討。。。↓

調声について 仮メモ 感想

UTAUの調声はエンベロープを、特にアタックの部分の子音を、音源ごとに揃えるのがスタートだと思う。
楽器でもアタックの部分の音の変化の差で人の耳はキャラを認識しているそうです。
過去揚げた自曲の調声では、二つめの赤点(デフォだと音量100)が青線(追記: 音によっては黒線)のトコに最初のピークが来るようにだいたいセット。立ち上がるまでのタイミングが重要。「か」「た」とか最初の状態でもいい例外も一部あるけど。(「か行」全部と「た行」の「ち」以外がそうらしい) これをチマチマ揃えないとテトさんの場合、調子を外れてウタわれる。

(原音値をポチッと押してから調整。) 揃えるだけで、ベタ打ちでも自作程度にはウタいます。テトさん優秀です。

ボーカル全体の音量調整は後から何とでもなると思う。当曲でも冒頭の、「意味を」「歌を」の部分を後から強くしたかったので、該当部分をコピーしてトラック二段重ねという手法で調整。ただ微細な変化スピードのタイミングまでは調整不可能なので、そこは巧く演出しましょう。
(2011.1.27追記: トラック二段重ねは上手いやり方では無いような気がしてきたので保留。)


なんて書いたけど、調声は奥が深いんでしょうね。まだ研究中です。(初級〜中級レベルです) あと、ミックスし、エフェクターをかけるまでが調声です。リバーブは必須。EQ(イコライザー)も使ってみよう。コンプ(コンプレッサー)をプロもアマもボーカルに使うらしいけど自分は使ってません。ドラムにかけたくらい。

この辺の処理で、同じ音源でもマスターごとに個性が出るんでしょうね。


あと個人的には、ビブラートのかかり方とか、音量のダイナミックで劇的な変化とか、プロっぽい歌唱のさせ方が謎。マスターがアマチュアだから。

ミックス後も、マスタリングで曲全体の音圧上げ処理が必要とされるそうです。曲音量が少ないと目立たないという理由。商業音楽も動画投稿も音圧上げ競争がデフォに。

あと、テト初期音源がそうだったように、原音から音痴というUTAU音源もあるんじゃないかな?と思います。その場合は普通の調声では音痴を回避不可能。音痴でズコーだった頃の初期テトを使いこなすために、耳ロボさんは、二種類のエフェクターを強くかけたボーカルの二段重ねという工夫で、名曲「耳のあるロボットの唄」を作られてます。よーく聴くとどこか音痴でフラついているんだけど、それが逆にかっこいい。神秘的なまでに。。。すごすぎる。。。



追記: 調声メモのページを作りました。
12-01-24 文修正
上記メモはほんとに初級の入口レベルの話でした。詳しくはこちらをご覧ください。

UTAU調声メモ書き(仮)




以下、雑談的メモ

【コード進行】
Aメロ C C C C (キー G)
Bメロ Am G Am G
Cメロ Gm Am B♭G Gm Am B♭G (キー F Cに転調)
Aメロ C C C C C C C C (キー G)

(キー G C Fは、 G⇔C⇔Fという感じで自然な転調ができる組み合わせみたい)


【使用ソフト/ハード】
・UTAU0.2.0.75 重音テト音声ライブラリー単独音『ささやき音源』
・Music Studio Standard ・Reaper0.999

<MU100版音源> ・ヤマハMU100 ・GTG DPC 3 DrumSampler

<VSTiソフトシンセ版音源> ・Synth1(102 LFO Brass、Rydeen bass、Rydeen melo B、003 E piano、079 Porta synth) ・Square I (A007 CZ1 01 Dalmatians) ・GTG DPC 3 DrumSampler

<VSTエフェクター> ・TAL-Reverb-2(ボーカルのリバーブ 80's Plate) ・Classic EQ(ボーカル調整) ・mda Dither ・BuzMaxi3(全トラックのリミッター クリッピング防止) ・SPITFISH(ディエッサー)

【音域】 最低音B3〜最高音D5



オケは自分ではMU100版の方が明るくキラキラしていて好き。VSTiソフトシンセ版は太くて存在感のある音がする。物憂げでデカダンな感じ。。。ボーカルトラックが同じでもオケで声の印象が変わるね。ささやき音源のテトの声は幼く聞こえる。別音源みたい。

「ゲーデル」をもっとハッキリ発音させたかった。。。

アロー ハイゼンベルク ゲーデル とは?

アローの不可能性定理
ハイゼンベルクの不確定性原理
ゲーデルの不完全性定理


『理性の限界』 高橋昌一郎著 講談社現代新書より

知性の限界を知性で示すのは、古今の超絶天才達は違う。ゲーデルの「人間知性はコンピュータ知性を上回る」という事実には感動、鳥肌立ちそう。おお! 教養として知っておいてよいと思う良書です。

「アロウの不可能性定理」はこの本で知りました。投票を基盤とする民主主義の合理性の限界を示していて驚く。「投票の逆理」等のパラドックスが数理的に多発することを、なぜ学校教育で教えないのだろう?? 一般教養として知っておいた方がいいと思う。

「イデアル」「テンソル」は数学物理方面の用語。語感で使用。意味の方は超絶『バカの壁』




2010-10-29 初アップ
2010-11-10 タイトルを短くする。「調声について 仮メモ 感想」アップ エンベロープ調声ジフアニメを遊び心で作る。微妙。
2011-01-27 文修正
2011-01-30 追記 修正版mp3をアップ
2011-02-01 「調声について 仮メモ 感想」更新
2011-02-08 文修正
2012-01-24 文修正 最初のバージョンmp3削除
2012-03-09 看板を設置